Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズについて、いろいろ書いた記事です。

2007-01-01から1年間の記事一覧

雪の決勝戦(1998年帝京対東福岡)

高校サッカーを、スタンドで生観戦するようになったのは、2000年が最初なので、この雪の決勝戦(1998年)はテレビ観戦でした。しかし、今振り返ってみると、当時のメンバーは豪華メンバーで、東福岡にDF手島(京都)、千代反田(新潟)、金古(名古屋)、MF本山(鹿島…

78大会連続出場(中央大学)

年が明けると、箱根駅伝が近づいてきます。そのため、私はスポーツ紙のサイトで、箱根駅伝情報を簡単にチェックしてみました。その中で、見つけたのが、タイトルの「中央大学、箱根駅伝78大会連続出場」です。 一口に78大会と言いますが、年に一度の箱根駅伝…

縦へのスピード(エジミウソン)

来期、新加入が決まったブラジル人FW、エジミウソンの印象です。エジミウソンは今季19ゴールを決める活躍で、ステップアップのために新潟から浦和への移籍を選んだと思います。ただ、今季浦和と対戦した2試合は負傷欠場していました。そのため、私が最後にエ…

あと一歩に泣く(12/29川崎F対鹿島)

今日は雨も上がったので、国立競技場まで天皇杯準決勝の川崎F対鹿島を見に行ってきました。11冠を狙うJ王者の鹿島の守備を、リーグ有数の攻撃力を誇る川崎Fが攻め切れるかという点に着目して見ました。試合もその通りの展開でした。猛攻を仕掛ける川崎Fに対…

日本代表強化のハンデ

意外とマスコミでは触れられていませんが、日本代表がこれからW杯で8強以上を目指すためには、一つ大きなハンデがあります。それは地理的な理由で、世界でW杯の上位を狙っている強豪は、ほとんど欧州か南米にあります。日本はそのどちらからも遠いので、日本…

キープ力あるドリブラー(梅崎司)

昨日、大分から完全移籍で浦和に来ることが決まった、梅崎司選手の話をします。まず、ご存じない方のために説明すると、ポジションはトップ下です。浦和では、ポンテ離脱中の補充が期待されますが、小野伸二とのポジション争いがあるので、そう簡単には試合…

勝負強さを身につけた(永井雄一郎)

以前、本ブログに、毎年成長を続ける不思議な選手と、永井雄一郎選手のことを書いたことがあります。永井は既に28歳で、サッカーの世界ではもうベテランの域ですが、そんな永井は、今季最も成長した選手だと思っています。 過去を振り返ると、新人だったとき…

ガッツで戦う(ジェンナーロ・ガットゥーゾ)

ちょっと時期を逃してしまいましたが、クラブW杯で来日した、ACミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ選手の話をします。ガットゥーゾと言えば、2000年のシドニー五輪に、現在のチームメイトのピルロと一緒に出場していましたが、このときにNHKのアナウンサー…

プレスの高等戦術(2004年国見対筑陽学園)

今日は年賀状を書いていた一日で、こういうときはサッカーも駅伝も何もない一日も悪くないかなと思います。私は高校サッカーは好きで、選手権だけですが見ているので、カテゴリーに「高校サッカー」を追加しました。今日はその第一号記事です。 かつて、Numb…

親子二代レッズ

浦和レッズも歴史を重ねてきて、そろそろかつての選手の子供が中学生、高校生という年代に入ってきた頃です。親子二代選手として有名なのが、横浜FMのFWハーフナー・マイク(息子)と元名古屋のGKディド・ハーフナー(父)の親子Jリーガーです。単にJリーガーに…

前にスペースのある限り(柏木陽介)

残念ながらJ2に降格した広島ですが、もし主力を引き留められれば、水準的にはJ1中位レベルのものがあります。代表招集がかかる駒野には他チームのオファーが殺到するのは仕方ないでしょうが、一年でのJ1復帰を目指すなら残して欲しい代表格は柏木陽介選手だ…

ダイレクトプレー(伊東輝悦)

レッズのいない天皇杯は、寂しい限りですが、それでも今日は寒さのため外出する気分ではなかったので、BSで天皇杯の2試合をはしごしました。今日は、敵ながら好きなチームである清水が出ていたので、観ようかなという気分になりました。 なぜ、清水が好きか…

驚愕の戦術(1995年トヨタカップ)

トヨタカップは、サッカーを見始めたばかりだった私に、いろいろな戦術があることを教えてくれました。基本形はJリーグと同じでも、SBがオーバーラップした穴を誰が埋めるかや、どういうポジションチェンジをやっているかは、新鮮で興味深かったです。 その…

俺はもっとできる(ワシントン)

最後の試合で2ゴールを決めて、最高の置き土産をくれたワシントン選手の思い出です。私は東京V時代のワシントンも見ていますが、降格したチームで22ゴールとは、ただの選手ではありません。東京V時代のワシントンは、私が見た大宮戦でもゴールを決めていまし…

誕生日

今日はkobbyの30ン回目の誕生日です。この1年間は、2度の手術を経験するなど、激動の1年でした。まだ、病気は完治しておらず、いつかやってみたいと思っているフットサルも来年に持ち越しです。 しかし、この1年は楽しい思いも十分に味わうことができました…

祝MVP(ロブソン・ポンテ)

今日はMVP受賞のポンテについて話します。ポンテは生まれた国が不運なことに、代表争いが世界一厳しいブラジルなので、残念ながら代表歴はありません。また、ポンテはボランチもできないし、サイドハーフもスピード的に苦しいので、ポジションはトップ下しか…

パススピード(12/16ACミラン対ボカ・ジュニアーズ)

昨日は横浜国際競技場にいたので、当然ミラン対ボカも見ました。まず、驚いたのが、浦和対サヘル戦のスピードに慣れた目で試合を見ると、ミランのパススピードにしばらくは目がついていけなかったことです。さすが、FIFAの公式大会の決勝戦ですから、審判も…

レッズのエンブレム(12/16浦和対エトワール・サヘル)

ここは横浜国際競技場のバックスタンドの入り口です。ここにレッズのエンブレムがあるという事実が嬉しいです。この日は3位決定戦のエトワール・サヘル戦で、守備とカウンターのサヘルなら、浦和もある程度ボールを回せるのではと期待していました。 しかし…

エトワール・サヘル戦プレビュー

この事前視察が(少なくともブログ上では)役に立つ日が来るとは、嬉しいような残念なような複雑な気持ちですが、実際に見た印象を元にして、エトワール・サヘルの分析をしてみます。 エトワール・サヘルは慎重な4バックの布陣を引くチームです。SBはたまには…

通用した点もあり(12/13浦和対ミラン)

携帯メールで書いていた原稿の、自宅PCへの到着が遅れ、更新が遅れたことをお許し下さい。 一昨日のACミラン戦、まず驚いたのがACミランの試合の入り方でした。普通、格上チームが格下チームと戦うときは、早い時間で決着をつけようとして、最初から激しいプ…

セリエA挑戦(長谷部誠)

今日は浦和のACミラン戦ですが、試合の感想は翌日にしていただき、今日はセリエAのシエナ移籍が濃厚と言われている長谷部誠選手の話題をします。長谷部は静岡県の名門、藤枝東高校の出身で、若手を大量に採用した2002年の入団です。 当時の長谷部はユース代…

ACミラン戦プレビュー

ついに、浦和との対戦でACミランの戦力分析ができることを嬉しく思います。ただ、私が最後にACミランを見たのは今年5月の欧州CL決勝なので、そんなに詳しい訳ではないことをお許し下さい。 ACミランというチームは、バランスを重視する名将アンチェロッティ…

リフレッシュ成功(12/10浦和対セパハン)

正直、この試合の前は、横浜FC戦の内容の悪さを考えると、たとえ負けても点を取り、精一杯戦ったという姿が見られれば十分と思っていました。しかし、一週間では疲労が抜けきれないと思われた選手たちは、すっかりリフレッシュしてこの大舞台を迎えました。 …

コンバート成功(和田一浩)

今日は浦和のセパハン戦ですが、平日夜の試合の即日更新は勘弁していただき、西武からFA宣言して中日に移籍した和田一浩選手の思い出を書きます。和田は県岐阜商から東北福祉大、神戸製鋼を経て捕手として西武に入団しました。 当時の西武は正捕手の伊東がベ…

意外な一撃(12/9エトワール・サヘル対パチューカ)

今日はクラブW杯の準々決勝のエトワール・サヘル対パチューカを見に国立まで行ってきました。その途中で銀杏の落ち葉がきれいだったので、本文とは関係ないですが載せます。私はこういう未知のチームを見るのも結構好きで、どんなチームだろうと探りを入れな…

こんなことがあるのか(12/8広島対京都)

J1,J2入れ替え戦は、何としても来季J1で戦うんだという闘志がぶつかる試合なので、大抵は熱い好ゲームになります。そのため、昨日はテレビで見ていました。いつもはがらがらの広島ビッグアーチが、よく埋まり、浦和を思わせるような紙での紫と白の模様の出現…

セパハン戦プレビュー

天皇杯も敗退し、リーグ戦で優勝を逃した浦和は、本来なら失意のオフを過ごしている頃です。しかし、今季はACLの優勝で、クラブW杯出場という名誉挽回の機会があります。夢を与えるプロスポーツ選手なら、この機会を前向きに捉え、新たな挑戦ができると思わ…

茨城県古河市の思い出

以前、私が元気で行動力にあふれていた頃、よく埼玉県の北部や隣の県に自転車で出かけていました。さすがに一日で往復するのはちょっときついので、駅前のビジネスホテルで一泊して、帰りはあまり飛ばさずにゆっくり帰っていました。 その自転車の旅の中でも…

山下りの厳しさ(箱根駅伝)

私は大学時代、陸上部ではありませんから、箱根駅伝は単に見るスポーツという対象です。しかし、準体育会的な走るサークルにいたことで、結構面白い経験をさせてもらっています。普段はオリエンテーリングで山野を駆け抜けていた私でしたが、山を走れるなら…

誇り高き戦士(中田英寿)

90年代後半から昨年に至るまで、日本サッカーを牽引した存在といえば、引退した中田英寿氏であることに異論はないように思います。マスコミと距離を置く姿勢だったため、誤解を招くことも多かったですが、プレーに関しては申し分なかったと思います。 中田英…