Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズについて、いろいろ書いた記事です。

2009-01-01から1年間の記事一覧

まだ頑張るベテラン

今となっては、1998年フランスW杯は既に昔の感があり、当時から残っている選手はほとんどいません。それでも、一部当時のメンバーで、今回の南アフリカW杯を狙っている現役代表選手はいます。以前話題にしたベッカム以外にも、世界ではこれだけの選手がいま…

10年ぶりの頂点目前(ストイコビッチ)

天皇杯制覇まであと1勝とした現名古屋監督、ドラガン・ストイコビッチの現役時代の思い出です。ストイコビッチが来日した当時、彼が世界トップレベルの選手という事実は知っている人が少なく、90年イタリアW杯当時の活躍を覚えている記者が慌てて取材を申し…

安藤梢、ドイツ移籍

昨日、全日本女子選手権で決勝に進出した浦和レッズレディースのFW安藤梢選手が、ドイツ1部リーグのデュイスブルグに移籍することが発表になりました。レッズレディース(以下浦和)に8年間在籍した安藤は、リーグ得点王二回、今季はMVPと浦和を引っ張ってくれ…

無駄球なし(ベッカム)

34歳と大ベテランの域に入りながら、南アフリカW杯出場を虎視眈々と狙っているイングランド代表MF、デビッド・ベッカム選手について書きます。ベッカムを見ていると、4-4-2のサイドハーフという役割は彼のためにあるのではというくらい、サイドハーフが一番…

ストーブリーグ情報2

浦和絡みの話は柏木獲得後全然聞こえてこないのが気になっていますが、今移籍市場は活発に動いています。まずは隣町の大宮ですが、今オフは波戸、冨田、村山とDFを次々放出しているので、DFの補強は急務でした。 CB候補として、大分から深谷を獲得しています…

スキーのジャンプ

バンクーバー五輪が目前に近づいてきたので、今日はウインタースポーツの中では比較的わかりやすいスポーツのジャンプを取り上げます。皆さんご存知でしょうが、ジャンプにはノーマルヒルとラージヒルがあります。 この両者の違いはジャンプ台の大きさで、飛…

スノーボードハーフパイプ

前回のトリノ五輪で、メダル有望種目などと言われながら、実際は全員予選落ちという惨敗を喫して日本スキー連盟で問題になった、スノーボードのハーフパイプについて書きます。 この種目は、文字通りパイプの半分のように見える、雪の台を滑り降りて、パイプ…

働き蜂(森島寛晃)

小柄な体格ながら、その運動量の多さと決定力で日本代表を牽引した名選手、森島寛晃元選手の思い出です。森島寛晃(デカモリシと区別するためフルネームで書きます)は、当時JFLだったC大阪を、自らの手でJリーグに昇格させた、チームの伝説的選手でした。 当…

欧州サッカーの「冬休み」

最近、サッカー情報をチェックしたら、中村俊輔(エスパニョール[スペイン])がクリスマス休暇で日本に帰国しているらしいです。一般に欧州の国はクリスマスの前後に冬休みがあります。リーグ再開は1月下旬が一般的です。 特に、ドイツ、オランダといった冬の…

AFC日程変更不可の理由

今回、来年3/3の国際Aマッチデーにバーレーンとの消化試合(になる可能性が高い試合)を入れられることに、岡田監督が落胆のコメントを残しています。確かに、ここに強豪相手の親善試合を入れておけば、日本代表にとって大いに強化に役立つことは間違いありま…

渡辺美里「10years 」

今年のクリスマスの夜、「アラフォークリスマス」と称して、我々の世代が喜ぶような歌番組をNHKで放送してくれます。その中では渡辺美里の10yearsが当時少年だった私の心を引いた曲でした。 この曲がヒットした当時はまだ10年という時間の感覚は理解できなか…

フィンケサッカーの手本(エストゥディアンテス)

クラブW杯の決勝戦、バルセロナを応援されていらっしゃった方にとっては、やりたいサッカーができずに苛立ったかもしれません。しかし、その要因となったのはエストゥディアンテス(アルゼンチン)の周到な戦略でした。 エストゥディアンテスはバルセロナが3ト…

実は動かない(リオネル・メッシ)

バルセロナが誇る世界最優秀選手、リオネル・メッシですが、彼は13歳の若さでアルゼンチンから大西洋を渡ってバルセロナの下部組織入りしています。当時のメッシは成長ホルモンの分泌障害を患っていて、このままでは背が伸びないことになっていて、バルセロ…

マラソンのラビット

テレビで放送するような、国際マラソンレベルの大会なら、たいていペースメーカーと呼ばれるいわゆるラビットがいます。彼らは先頭を走り、トップ選手の風除けにもなりながら、正確に5km15分前後のラップを刻みます。 しかし、必ず途中であっさり走ることを…

フランスW杯の原動力(名波浩)

正確な日付は忘れましたが、近々静岡のエコパスタジアムで名波浩さんの引退試合が行われる予定です。名波といえば、何と言ってもフランスW杯を目指して戦った日本代表選手といういうイメージが今でもあります。 名波といえば左利きのMFでは日本有数の選手で…

誕生日

kobbyは明日、30ン回目の誕生日を迎えます。同い年のJリーガーがほとんどいなくなり、寂しさは感じる世代になりました。この一年間を振り返ると、腸炎からくる腹痛に苦しめられ、体重が最大6kg減少した苦しい年でした。 メタボからは脱出できましたが、不健…

柏木陽介、浦和加入

昨日浦和加入が決定した柏木陽介選手ですが、広島が昨年J2だったこともあり、生で見たのは2度しかありません。それでも、特徴が分かりやすい選手なので、テレビで見てもある程度は印象が残る選手です。 マスコミの評価は「走れるファンタジスタ」というもの…

エアリアル

フリースタイルスキーの一つ、エアリアルについて書きます。残念ながら、この競技は日本が弱いので、マニアックにどんな競技でも見るという方しか見ないかもしれませんが、世界トップレベルの美しさを見ることは楽しみにしています。 夏の五輪で、エアリアル…

冬季五輪の採点競技

バンクーバー五輪が近づいてきたので、今回は冬季五輪にある採点競技のルールに関してわかることを書きます。まずは採点競技の中では一番有名なのはフィギュアスケートです。前回のトリノ五輪で荒川静香が金メダルを取って注目されています。 この競技は素人…

ストーブリーグ情報

浦和絡みの話は確定済みは闘莉王の退団くらいと、あまり良いニュースがありませんが、移籍市場は確実に動き始めています。その中では、有望な若手が多く来季J2に降格する大分絡みの話がいろいろ出ています。 その中では、いち早く確定したのがDF森重のFC東京…

幸運を祈る(赤星貴文)

ちょっと古いネタですが、浦和から山形にレンタルされていたMF赤星貴文選手と来季の契約を結ばない話が出ました。トライアウトを受けて、今後の去就が決まるそうです。あれ?でもちょっと前に聞いていた話とは違うなと、ちょっと疑問を持ったので書いてみま…

リトリートされても(12/12オークランド対アトランテ)

これまで、存在自体を忘れていて録画し損ねたクラブW杯(今年はUAE開催なので時差がある)ですが、ようやく今日、オセアニア王者のオークランド・シティ(以下オークランド)と北中米カリブ海王者のアトランテ(メキシコ)の試合を見ました。 オークランドがここに…

悲運の剛腕(森慎二)

西武ファン以外は、もう覚えていない名前かもしれませんが、私の世代のヒーローだった森慎二元投手の思い出です。森は社会人野球の新日本製鐵君津からドラフト2位で西武に入団しています。 森は150kmをコンスタントに出せる剛腕投手でしたが、入団当初はコン…

もうすぐお別れ

写真の場所は浦和駅の地下通路です。今、浦和駅は東口と西口をつなぐために高架化工事を行っていて、すでに京浜東北線のホームは高架になっています。残る宇都宮線高崎線ホームが高架化されたら、この地下通路は長年の役割を終えることになります。 この通路…

戦力外選手ベスト?イレブン

この時期、各チームから来期の契約を結ばない戦力外選手が発表になります。元代表や長年チームを支えた功労者の名前もあり、毎年さびしい気分になりますが、毎年ちょっとした「遊び」を考えています。 それは、「戦力外選手だけを集めてチームを作ったら、J2…

距離の強化(ノルディック複合)

昨日の人身事故で、渡邊千真選手のネタを1日早く出してしまったので、今日はサッカーではないところからネタを持ってきます。来年は南アフリカW杯の年でもありますが、冬季五輪のバンクーバー五輪の年でもあります。 今回はフィギュアスケートやモーグルなど…

CFタイプの新人王(渡邊千真)

人身事故で電車が止まっているので、ただ待っているのは悔しいので、明日出す予定だったネタを今書きます。 日本には、相手FWとの体の競り合いに勝って、わずかに空いたスペースに飛び込むCFタイプの選手が伝統的に足りません。岡崎にその可能性は感じますが…

浦和の今季総括

今季開幕前、浦和の注目点はフィンケ監督のサッカーがどんなものか、またそれはチームに馴染むかというものでした。結論から言えば、この2点だけに限ればうまくいったと思います。 サイドに多くの人数を寄せて数的優位を作って打開する浦和のサッカーは、カ…

MVPのボランチ(小笠原満男)

昨日のJリーグアウォーズで、今季のJリーグのMVPは小笠原満男選手(鹿島)に決まりました。今や3バックがすたれ、ほぼ全チームが中盤をボックス型に組む4-4-2を採用していますが、このシステムのチームにとって小笠原は全チームがうらやむ存在です。 浦和も今…

2000年代、終わる

来年は2010年ですから、一つの区切りと言える2000年代の終焉になります。この10年間を振り返るといろいろな思い出があります。コンピュータの2000年問題で担当者だった私は、旧バージョンのソフトを次々バージョンアップする説得に回っていました。 結果的に…