Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズについて、いろいろ書いた記事です。

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

前三人(アルゼンチン代表)

今勝ち残っている攻撃的なチームの中で、アルゼンチン代表はちょっと違うチームカラーです。テベス、イグアインの2トップに、トップ下気味にメッシがサポートするのですが、アルゼンチン代表はこの三人を基本的には守備に帰らせないサッカーをしています。 …

パラグアイ戦プレビュー

日本代表は明日、決勝トーナメント1回戦でパラグアイ代表と対戦します。パラグアイ代表と言えば印象に残っているのは、1998年のフランスW杯で優勝したフランスとベスト16で対戦して、延長戦まで持ち込んだことです。 パラグアイの英雄と言えば1998年、2002年…

リトリートサッカーの健闘

今回の南アフリカW杯、1次リーグを見た印象ですが(私は単なる一般人なので全試合を完全に見ているわけではないことはお許し下さい。)、環境が0度から25度まで激変する高地のW杯ということもあり、リスクを抑えて慎重に入るサッカーが結果を出した印象があり…

会心の勝利(6/24日本対デンマーク)

ようやく、昨日夜の再放送でデンマーク戦の内容を見ました。確かに、前線が本田の1トップでは前に駒が足りず、本田にはサイドに流れてもいいからとにかく時間を作れという指示が出ていたと思います。この試合の本田は、先制点のFK以外にも出来は良く、前線で…

日本代表の立て直し

今朝のデンマーク戦は、起きてはいましたが、寝ぼけ眼で得点シーンは覚えていますが、「あれ?岡崎は誰と交代したんだっけ?」というもうろう状態なので、このブログに載せるような分析記事は再放送で確認しないと書けません。 そのため、今回はついにベスト…

W杯にまつわる「事件」

今回の南アフリカW杯では、毎回起きる監督と選手の対立話は聞こえておらず、珍しく平穏なW杯になるのかなと思っていました。しかし、マネジメント能力の足りないアフリカのチームではなく、サッカー協会もしっかりしているはずのフランスに事件が起きたのに…

欧州スタイルと南米スタイル

昨日はW杯を見ていないので、W杯ネタはお休みにして、今日はJリーグ草創期を振り返ります。当時のJリーグでは、監督や外国人選手の国籍によって、欧州型か南米型かという言われ方をしていました。組織の欧州、個人技の南米という言われ方がまだ言われていた…

モデルチェンジ(ポルトガル代表)

昨日は少しだけポルトガル対朝鮮民主主義人民共和国(以下共和国)戦を見ていました。ポルトガルは前回のドイツ大会で4強に入ったチームの印象が強烈だったので、当時のチームからどこが変わったかを見ていました。 4年前のチームには、フランスリーグ得点王の…

デンマーク戦プレビュー

体調不良で昨日のパラグアイ対スロバキア戦を見ていないので、今日は少し早いですが木曜夜のデンマーク戦のプレビュー記事を書きます。岡田監督は解説者時代に「試合前から引き分けを狙うことはあり得ない」と言っていました。 しかし、それも時と場合により…

今回大会の最大発見(アルジェリア代表)

今は欧州予選と南米予選をNHK-BSで見られる時代ですから、欧州と南米に関してはW杯に出てくるようなチームのサッカーはだいたい見たことがあります。セルビアあたりは、本大会で初めて見ればインパクトがあるでしょうが、予選でもっと楽しいサッカーをしてい…

組織力(6/19日本対オランダ)

日本がオランダに勝つ条件があるとすれば、高度な組織力を発揮し、かつ体力レベルでも互角以上のものを求められると思っていました。昨年9月の親善試合では、体力が90分もたないことが敗因になりました。そういう意味では、今回の結果こそ0-1で敗れましたが…

縦に速く(6/12韓国対ギリシャ)

ちょっと古い試合のネタで恐縮ですが、今日は先週土曜の韓国対ギリシャからです。ギリシャはW杯では未勝利の国で、一見弱そうに思えるかもしれませんが、2004年の欧州選手権で優勝した実力国です。当時の戦術は相手2トップにマンツーマンでマークをつけて、…

オランダ戦プレビュー

おそらく、オランダというチームは小さい国の割にサッカーが強いという意味では世界トップなのではと思います。低地を干拓して土地を開いたり、海運業で世界に乗り出したりと昔から開拓精神で鳴らした国で、大航海時代でアピールした小国ポルトガルと同様、…

カウンターの精度(6/14オランダ対デンマーク)

日本対カメルーン戦の直前に行われた試合という理由で、オランダ対デンマークの試合を見た方は結構いらっしゃると思います。ロッベンが負傷で不在でも、代役にファンデルファールトがいるオランダの選手層の厚さにまず驚かされました。 オランダというチーム…

内容は悪くても(6/14日本対カメルーン)

もちろん、私も日本人の一人として、祖国の代表チームが勝ち点3を取った事実は嬉しいです。勝つことは何よりも効果の大きい良薬ですから、これからのオランダ戦、デンマーク戦に良い影響が出るでしょう。 しかし、カメルーン戦の内容をシビアに見ると、日本…

カメルーン戦プレビュー

予定より遅れてしまいましたが、今夜のカメルーン戦のプレビュー記事です。仮定の話で申し訳ありませんが、もしカメルーンにJビレッジと国立スポーツ医科学センターがあったら日本代表はカメルーンに勝つことは難しいでしょう。 指導者こそ、フランスリーグ…

取られない(アルゼンチン対ナイジェリア)

ナイジェリアは前回のドイツ大会に出場していないので、A代表を見るのは久しぶりですが、北京五輪で日本代表が徹底的にカウンターで攻められて敗れた記憶が一番最近のものです。タイウォ、オデムウィンギら当時のメンバーもいました。 こういう相手とやると…

堅守速攻(南アフリカ対メキシコ)

南アフリカW杯が始まったので、おそらく連日W杯ネタのマニアックな記事が並ぶことになるでしょう。今日は開幕戦、南アフリカ対メキシコからです。南アフリカはかつてブラジルを世界一に導いたパレイラ監督が就任してから、12戦無敗という好成績を収めていま…

南アフリカW杯プレビュー(日本以外)

いよいよ、南アフリカW杯の開幕が今夜に近づきました。日本代表のプレビュー記事は試合の前日に書くことにして、今日は日本以外の注目点を書きます。 まずは、「史上最弱の開催国」と言われながら、パレイラ監督の就任で流れを変えた南アフリカです。長年チ…

地味なブラジルは強い?(ドゥンガ)

元磐田で、今や世界トップレベルのチーム、ブラジル代表監督のドゥンガの思い出です。磐田加入当時、ドゥンガはブンデスリーガのVfbシュトゥットガルトに在籍していました。今は欧州のトップレベルの年俸は10億円を超え、Jリーグの予算では獲得は不可能です…

ナビスコ横浜FM戦プレビュー

消化試合ということもあり、この試合の存在は忘れかけていましたが、今夜浦和はアウェイの日産スタジアムで横浜FMと対戦します。浦和にとっては消化試合ですが、横浜FMにとってはナビスコ杯決勝トーナメント進出がかかった大事な試合です。 浦和は消化試合と…

前を向けば(松井大輔)

代表の親善試合では全く使われなかった松井大輔選手ですが、韓国戦の段階で別メニューだったので、コンディション次第ということだと思います。私が初めて松井を見たのは2000年の高校サッカー選手権決勝の鹿児島実対市立船橋です。 当時の鹿児島実は田原(湘…

中学生Jリーガー(森本貴幸)

Jリーグの最年少出場記録保持者の日本代表FW、森本貴幸選手の話題です。森本の持つ最年少出場記録は15歳というダントツのもので、この更新はよほどの選手でないとできないでしょう。ただ、森本は東京V時代はリーグ得点ランク上位に入ったことはなく、それほ…

浦和ナビスコ杯敗退決定

清水戦に負けた時点で、浦和のナビスコ杯予選敗退はほぼ確実でしたが、実は昨日の段階ではまだ数字的ながら望みがありました。磐田が清水、山形に連勝して、浦和が横浜FMに5点差以上つけて勝てば予選突破でした。(磐田勝ち点16、清水勝ち点8、山形勝ち点10、…

連動性の心臓(中村俊輔)

W杯前の今の時期、突然調子を落とし不安材料に挙げられている、中村俊輔選手の話題です。もともと、中村俊輔はJリーグがオフの時期にスペインでシーズンを戦っており、まともに休めていないという問題はありました。しかし、今回は故障らしく、治らなければ…

どちらに賭けるか(6/4日本対コートジボアール)

アフリカのチームの一般的な印象として、個人は強いけれど戦い方はうまくないというイメージがありました。しかし、今回のコートジボアールを指揮しているのは、前イングランド代表監督の名将、スベン・ゴラン・エリクソンです。就任は今年3月と急な就任でし…

欧州監督人事

コートジボアール戦のレポートは即日更新できるか分からないので、穴埋めネタを用意しておきます。例年、欧州サッカーがオフの今の時期を賑わすのは大物選手の移籍ですが、今年はW杯があるので、代表に入るような選手の移籍話はしばらく出てこないでしょう。…

生涯ダイビングヘッド(岡崎慎司)

今日はコートジボアール戦のプレビュー記事も書いたので、空白の1日ですが、代表選手ネタを書きます。ちょっと前まで無名の存在ながら、今や最近の代表FWの中では抜群の得点率を誇る岡崎慎司選手について書きます。 岡崎は、皆さんご存知の通り、ゴール前に…

コートジボアール戦プレビュー

あさっての日本時間夜7時、日本代表のW杯前最後の親善試合、コートジボアール戦が行われます。コートジボアールはブラジル、ポルトガル、朝鮮民主主義人民共和国(以下共和国)と同じ、激戦区に入れられています。 日本にとってはコートジボアールは仮想カメル…

組織的な守備復活(5/30日本対イングランド)

韓国戦で遠藤が相手のターゲットにされて、そこから相手の攻めが始まるというケースが多かったので、ボランチの位置には何か手が入るかもと思っていましたが、事前の報道で知っていたとはいえ阿部勇樹がこの位置で使われたことは少なかったので、大丈夫かと…