
昨日のアウェイ横浜FM戦は、0-2と浦和の完敗に終わりました。浦和は、開幕戦でFC東京に敗れているスタメンを入れ替えず、そのままの陣容で臨みました。相手がリーグ王者横浜FMであることを考えると、引き気味に入ってロースコアの勝負に持ち込む手もあったでしょうが、スコルジャ監督は開幕戦の内容を良かったとみて、この試合も1トップはリンセンでした。
結果的にはこの判断がミスになりました。浦和は攻めに出るか守るかが中途半端な内容になってしまい、リンセンはシュートチャンスまで行けず、SBの明本が上がったときにわずかにシュートチャンスがあった程度でした。横浜FMの4-3-3は、3枚のMFの一角にトップ下タイプの西村が起用されており、残る2枚の渡辺と喜田はほとんどの動きが守備になる、デメリットもある布陣です。
それをカバーできるのは、西村の運動量の多さです。彼が前から守備をして、FWのラインにも上がって行けるので、横浜FMに気持ちよく回されてしまいました。何本もパスがつながり、逆サイドまでクロスを回されて、アンデルソン・ロペスが頭で合わせた前半18分の失点は、浦和がもし守る布陣だったら、ブロックを引いて守れたかもしれません。
さすがにスコルジャ監督もこの内容は悪いと見て、後半の頭からリンセンを下げて興梠をFWに投入してきました。これで多少流れができました。興梠の、下がりながらキープして周りを生かすプレーで、浦和がボールを持てた時間もありました。GK西川も、ミシャ時代から長年コンビを組む興梠の動きはわかっていて、ロングボールを正確に興梠に入れた場面も作れました。
それでも、ゴールという結果にはつながりませんでした。その要因となったのは、13本も相手に取られたCKにあるとみています。DFラインからつなぐことができないので、DFがボールを触るとゴールラインを切るクリアしかできず、必然的に相手ボールのCKが多くなる結果になりました。1点リードしている横浜FMはゆっくりと時間を使ってもよいので、CKを多く与えたことは直接失点につながってはいないですが、流れを悪くする要因でした。
最後は、ホイブラーテンがマルコス・ジュニオールに引き付けられたピンチからヤン・マテウスが独走して2点目を失い、ゲームは0-2と完敗に終わることになります。2試合見て、いろいろ問題点も見えてきたと思われるので、次のC大阪戦は思い切っていろんな選手にチャンスを与えて欲しいです。それをすれば、立て直せるだけの選手はいるはずと思っています。