Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズについて、いろいろ書いた記事です。

冷たい冬の雨(2000年浦和対山形)

今日は病気で会社を休んでいます。こんな日は、PCのある部屋は寒く体に良くないので、携帯メールで更新できる、記憶だけで書けるオフネタにします。その中では、今でもよく思い出す浦和のJ2時代の記憶で、2000年10月末の対モンテディオ山形戦の記憶です。

当時、一年でのJ1復帰を目指していた浦和ですが、首位札幌からは遠く離された2位で、最後の二つ目の昇格の椅子を、3位大分と争う展開でした。大分とのアウェイの直接対決を制して少し余裕ができた浦和ですが、この山形戦は相手が下から二番目の10位だったことを考えると、確実に勝っておきたい試合でした。

当時、私は母方の祖母の四十九日法要を終えた帰り道でした。外は冷たい雨が降る、サッカー観戦には厳しい環境でしたが、なんとかJ1に上がる浦和を自分の目で見ておきたいという思いで駒場スタジアムに向かっていました。

当時、浦和の降格で見ることになったJ2は、J1とは全然違うサッカーでした。浦和相手には引いて守り、カウンターで攻めるチームばかりでした。最初は圧倒して勝てた浦和でしたが、次第に動きが落ちて、この山形戦の頃は思うようには勝てなくなっていました。

山形をスタンドで見たのは初めてでしたが、やはりというべきか、10人で守る極端なチームでした。浦和はボールをキープして攻めましたが、トップ下の永井がトラップミスをしたタイミングで一気にカウンターを仕掛けた山形に先制されます。

浦和も福永の直接FKで追い付いて試合は延長戦にもつれ込みますが、最後はDF西野のクリアミスがGK西部の背中に当たるという信じられないミスでVゴール負けとなりました。昔の話なので、戦術的なことは覚えていませんが、心まで寒くなった悔しい負けは、今でも覚えています。