昨日までの西武対ソフトバンク3連戦では、西武が1979年から1995年まで着用した全身青のビジター用ユニフォームを復刻して試合をしました。もちろんビジター用ですから、本拠地西武ドームでこのユニフォームを見るのは初めてです。
このユニフォームは西武が強かった時代のユニフォームです。当時、広岡監督で日本一2回、森監督で日本一6回とまさに黄金時代でした。交流戦がなかった当時は、セリーグの球場にこのユニフォームが登場すると、相手が「日本シリーズだな」と実感したエピソードもあります。
このユニフォームの記憶では、秋山幸二氏(現ソフトバンク監督)のバック宙ホームインが一番大きいです。1986年の広島との日本シリーズ第8戦で、ホームランを打った秋山が、チームを盛り上げようとしたパフォーマンスは、「あの真面目な秋山が面白いことをやった」とチームメイトが驚いたエピソードです。
それでも、昔のことは美化されがちなので、このユニフォームだから縁起がいいとは思っていません。栗山キャプテンが言うように、今のユニフォームで勝って縁起のいいユニフォームにするのが本来の姿です。また、勝つところを見に西武ドームに行こうと思わせて欲しいです。
P.S.応援団の歌まで黄金時代を復刻していたのは楽しめました。あれは石毛だ、平野だ、辻だと振り返るきっかけになりました。