Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズについて、いろいろ書いた記事です。

コロンビア戦プレビュー

あさっての朝、日本代表はグループリーグの最終戦、コロンビア戦です。このブログを読む方には常識かもしれませんが、日本代表の決勝トーナメント進出条件はコロンビアに勝利することが最低条件で、なおかつコートジボワールが勝利しないという他力も必要です。

もちろん、可能性が残っている以上日本代表には頑張って欲しいですが、コロンビアに勝つのは相当高い壁で、たまたま他力に恵まれずに敗退したとしても、それはそれでよくやったと言うべきかもしれません。

コロンビアはエースストライカー、ラダメル・ファルカオの負傷回復が間に合わず欠場しました。ファルカオはスピード型ですが、身体能力が高くヘディングの打点も高い万能型FWです。私は南米予選のコロンビアの映像を見ましたが、ファルカオのチームという印象でした。

しかし、ファルカオ以外にも強力な選手はいます。最大の注目は右MFクアドラードです。セリエAフィオレンティーナに在籍する彼はインテル左SB長友佑都ともよくマッチアップした相手で、勝ったり負けたりでしたが、そのスピードの緩急の付け方がうまい選手です。

また、知名度は低いですが、左MFロドリゲスもいい選手です。クアドラードとは逆のタイプの選手で、ボールを溜めてパスを出すのが得意なMFです。かつてコロンビアは、南米らしい個人技が残る華麗なチームでしたが、実用的なチーム作りをするアルゼンチン人のペケルマン監督が組織サッカーを整備して、南米予選をアルゼンチンに次ぐ2位で通過しました。

日本とは私の記憶の範囲では2度対戦しています。2005年のコンフェデ杯で敗れ、2007年のキリンカップで0-0で引き分けています。ただ、当時は3大会連続で南米予選を通過できなかったコロンビアの低迷期で、今度見るコロンビアはもっと強いと思っています。

個人的にはテクニックで勝負したい日本代表が乗り越えて欲しい、同タイプの相手です。コロンビアを乗り越えて初めて世界が見えると思って、夢を実現する第一歩になる試合になればいいと思います。