Kobby loves 埼玉&レッズ

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14年前を思い出す(リバプール対トットナム)

今日は病気で会社を休んでいるので、こんな時間の更新になります。こういうときはワールドサッカーを見るチャンスで、イングランドプレミアリーグリバプールトットナムを見ました。このカードを見た理由は二つあり、一つは14年前にイングランドに行ったときに見たカードと同じだったことで、もう一つはトットナムにリーグ得点ランキング3位のベイルがいたことです。

最終スコアは14年前と同じように、3-2でリバプールの勝利に終わりました。当時も試合に出ていたリバプールDFキャラガーとボランチのジェラードを見られたのは懐かしかったです。

また、お目当てのベイルは、リーグ得点ランキングの上はスアレス(リバプール)とファンペルシー(マンU)というワールドクラスだけに、どんな選手かは楽しみにしていました。意外にも、ベイルはストライカーではなく、トップ下でした。

国際的にはあまり強くないウェールズ代表なので、W杯で見ることは難しそうなのは残念ですが、この日のベイルは得点こそなかったものの、トップ下としてのテクニックは十分見ることができました。トットナムの得点者は2点ともCBの5番の選手でしたが、一つはベイルの速くて正確なクロスのアシストでした。

また、ベイルは味方にシュートを打たせる華麗なヒールキックも見せており、なるほど欧州リーグで強豪インテル(イタリア)に勝つわけだと納得できました。リバプールでは、ウルグアイ代表FWのW杯ハンド男、スアレスが目立ちました。

リバプールスターリッジスアレスと2トップが両方俊足なので、カウンターの方がいい形を作れます。スアレスは1点目を決めましたが、これがリバプールらしいカウンターが機能した形で、左SBホセ・エンリケのスルーパスに走り込んだスアレスが狭いスペースに強引に体をねじ込んでワンタッチで決めた美しいゴールでした。

リバプールでは冬の移籍市場でインテルから獲得した、ブラジル人MFのコウチーニョもいい動きをしていました。彼はパサーで、ダイレクトでいいパスを出す、小野伸二のような選手です。彼の場合はブラジル人なので代表争いが世界一厳しいので、ベイルとは逆の意味でW杯では見られそうもないのは残念ですが、いい選手だということは十分わかりました。