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埼玉と浦和レッズについて、いろいろ書いた記事です。

ロドリゲス監督のサッカー(12/27G大阪対徳島)


今日の天皇杯準決勝のG大阪対徳島を映像で見ていました。浦和サポとしては、最大の注目ポイントは来季浦和の監督に就任する、徳島のリカルド・ロドリゲス氏のサッカーの内容です。そのため、徳島を中心に見ていました。徳島の戦術はこの日は垣田を1トップに置く4-2-3-1ですが、実況によると3バックを採用する試合もあります。

徳島はパスサッカーと言われますが、そのパスの回し方は理に適ったものでした。DFラインからつなぐプレーが主体ですが、無理にロングボールを狙うことは少なく、まずは確実にボランチの岩尾、小西のところにつなぎます。相手がボランチのところに詰めてくれば、岩尾あたりはDFラインに降りてボールを受けます。

そこから、ボランチが縦パスで味方の走り込みを見て、グラウンダーで展開する攻撃が主体です。そのスペースを狙った走りからフリーになるチャンスも何度かあり、浦和でもボランチにそういう役割が求められるのではと予想しています。現有戦力では柏木が適任ですが、動けるチームを作っているので思い切った若手の抜擢もあるかもしれません。

また、スペースが空いていればDFラインからドリブルで上がる攻撃も認めています。その空いたスペースにはボランチが下がることで対応しており、動きの量の多さを生かして、戸苅SD代行が言うところの「ポゼッションとカウンターのハイブリッド」を目指すことになるのでしょう。これと似たサッカーを浦和で完成させることができれば楽しみです。

しかし、J1でこのサッカーを目指すには課題もあります。この日の対戦相手、G大阪の戦い方が理由です。G大阪はかつての西野朗氏の攻撃サッカーのイメージからは様変わりしており、4-4-2で自陣に2ラインを引いて守る時間も作っています。その手堅さで今季J1で2位と躍進しており、徳島がボールを持っているように見えても「持たされている」時間もあります。

結果的に、後半頭にあった垣田がフリーのチャンスを外したことが致命傷になってしまいました。そういう、相手守備の組織をどうやって崩していくかはこれから練られることになります。それでも、結果は0-2で敗れたとはいえ今日の徳島のイメージは良かったです。徳島ではここまで4年かけてチームを作ってきましたが、浦和ではもっと短い時間での完成を求められるでしょうが。